省エネリフォームでもらえる補助金制度

以前の記事で概略だけ記載した「既存住宅・建築物における高性能建材導入促進事業」について詳しい記事を書きたいと思います。この事業を取り上げるのは、住宅のリフォーム向け補助金制度は他にもありますが、こちらが一番利用しやすいためです。

利用しやすいとはいっても、誰でも何でもOK!という訳ではありませんので、順に解説していきたいと思います。

  1. 申請者の資格要件
  2. 事業の要件
  3. 補助率と補助金額
  4. スケジュールなど

申請者の資格要件

この補助金事業の対象となる申請者は以下の3通りです。

  1. 戸建住宅・集合住宅(分譲)の所有者
  2. 集合住宅(分譲)の管理組合・集合住宅(賃貸)の所有者
  3. 転売物件(戸建住宅・集合住宅(分譲))を購入し所有を予定している者

要するに、自分が住む住宅の所有者又は賃貸住宅の所有者であればOKということです。中古住宅を販売する不動産屋とか建築会社はNGですよ!という内容です。「住む」ことと「所有」というのがキーワードですね。

 事業の要件

では、この補助金制度は何をすればお金が貰えるのかというと、以下の内容に適合することが条件となっています。

  1. リフォームで登録された高性能建材を使用して住宅の一次エネルギー消費量の15%以上を削減すること
  2. 申請後に受け取る「交付決定通知書」が届いた後に工事を始めること
  3. 使用する高性能建材が適切に施工されていること
  4. 平成27年1月19日までに工事完了報告をすること

他にも細かい規定がありますが、基本は1の「住宅の一次エネルギー消費量を15%以上削減する」ことが目的となります。

一次エネルギー消費量というのは、冷暖房・換気・給湯・照明・家電など住宅で使用されるエネルギー全てのことをいい、石油・ガス・電気などのエネルギー源の単位をGJ/年(ギガジュール/年間当たり)に換算した値となります。

ぶっちゃけて言えば、「住宅版エコポイント」制度と同じようなものです。ただし、新築住宅は該当せずリフォームのみで、使用できる建材は登録されたもののみとなります。

また、事前着工や締切に間に合わない場合はNGとなります。

補助率と補助金額

補助率は対象となる工事費用の1/3以内、補助金額の上限は150万円/1戸となります。

例えば、家の窓を全部入れ替えてリビングの断熱性能を上げる工事が450万円だったら、150万円の補助金が貰えるということです。工事費用が300万円なら100万円の補助金となります。

細かい規定では、工事費に入れられる項目と入れられない項目などがありますので必ずしも上限額まで認められるとは限りません。でも、100万円を超える補助金を貰えるのは魅力的ですよね。

スケジュールなど

この補助金制度は平成26年度予算事業の一つなので、始まりと終わりがキッチリと決められています。また、予算事業なので応募者多数で予算枠が一杯になればその時点で打ち切りとなります。

申請期間

(一次公募)

平成26年5月14日~平成26年6月30日

(二次公募)

平成26年8月上旬~平成26年10月下旬(予定)

工事完了期限

平成26年12月19日

報告書提出期限

平成27年1月19日

となっています。採択前に着工したり、採択されたけど工事完了期限や提出期限に間に合わない場合は補助金交付は取り消されます。補助金事業はこのあたりのスケジュールがとてもタイトなのでタイミングが悪いと利用できないことも多々あります。

でも、金額的に大きい補助金制度なので今年リフォームを検討している方にとっては非常にいい制度だと思います。

ネックとなるのは「一次消費エネルギーを15%削減する」という数値目標の部分です。こちらにも一定の決まりがありますので、次回の記事で取り上げる予定です。

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