鉄骨 本締め

熊谷市T邸物置新築工事

熊谷市内で鉄骨造の物置新築工事の現場管理の仕事が完了しました。事前準備なども含めて正味2ヶ月間ほどの工事期間でした。

今回の建物用途は物置ということもあり、内部の仕上げがほとんどありませんでした。鉄骨の躯体が組み上げ外部を仕上げればほぼ終わりです。ざざっ~といつものように工事のダイジェストを紹介していきます。

  1. 既存建物解体~杭工事
  2. 基礎工事
  3. 鉄骨工事
  4. 仕上げ工事

既存建物解体~杭工事

元々あった物置を解体するところからの工事でした。木造と鉄骨造の小さい物置は2日程度で解体が完了。

建築場所が埋蔵文化財の指定エリア内だったため、解体工事後に建物が建つ部分を試掘する必要がありました。熊谷市内ではいくつかの遺跡エリアに分かれていて、そのエリア内に新築する場合は原則、市で試掘します。写真にあるように2m前後の深さを掘り、地層の確認と埋蔵物を調べます。埴輪など歴史的に重要な埋蔵物が出土すると大規模な発掘(2年~)となるそうで、私たち建築業者は「何も出てこないでね・・・」と内心思っています(笑)。通常は、重機で掘削するのですが、今回は入口が狭いなどの理由で10人くらいで手掘りしていました。・・・お疲れ様です(^^;)

試掘の後は、鋼管杭による杭工事を行いました。建築地は元々が水田だったようで、表面的には分かりませんが地盤調査をした結果、地表から3mの間は地盤が軟弱と判定されました。3m程度で硬い地層となったので良かったです。時には地表から10m程度までの軟弱地盤の土地もあります。当然地盤補強工事は約3倍になります。

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基礎工事

鉄骨造の建築物の基礎は、木造住宅とは少し異なります。基本的な建物荷重が大きくなります。そこで柱を受ける基礎は大きさ、鉄筋量共に頑丈な造りとなっています。反面、木造のようにたくさんの柱は建てず、一定スパン毎の大きな柱のみを建てるためその柱間は鉛直荷重を受けるための基礎は不要となります。各柱下の基礎同士を繋ぐ地中梁のみ必要となります。ぱっとした見た目で言えば、凄くシンプルな基礎構造となります。

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鉄骨工事

基礎工事が完了するといよいよ鉄骨躯体の組み上げとなります。今回は敷地に余裕が無いため、近隣の土地を借りてそこからレッカーで材料を吊り上げました。鉄骨造というとどこで見ても真っ赤なイメージがありますよね?あの赤い色は錆止めの塗料の色なんです。鉄は酸化の進行度が非常に早い素材なので、例え雨に濡れなくとも生材のまま一晩越すと朝露だけでもどんどん錆びていきます。表面の錆だけなら研磨すればすぐ取れますが、芯まで達してしまうともうダメです。自由に加工ができ強度のある鉄に錆は天敵となります。鉄骨造の建物の寿命=鉄の錆具合と言い換えてもいいかもしれません。

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仕上げ工事

躯体が組みあがれば後は内外の仕上げ工事となります。外部は屋根を葺き、サッシを取り付け、外壁を張り、概ね完了です。今回の規模だと1週間程度でした。内部は1階の床と2階の床デッキプレートにコンクリートを打設、2階はその後に天井・壁・床を造って完了。残りは、特に水廻りは無かったので、いくつかの照明器具とコンセントの配線くらいでした。内外の仕上げ工事は全体で2週間程度の工程で完了しました。

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どうもいつもの癖で仕上げ写真を撮り忘れている箇所があります(^^;)。現場管理という仕事の都合上、「後では確認できない部位」を撮影して記録に残さなければなりません。言い換えると、後でも分かる(確認できる)部分は撮影しないことが多いです。毎度現場管理の記事を書いていると「あ、また仕上がった様子を撮り忘れている・・・」となっています。記事自体、引渡し後に書いているので今更撮影も難しかったりします。次回は気を付けよう・・・。

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