4月の鑑賞物


魚のいない海/フィリップ・キュリー
普段から私たちの食卓に上がる「魚」。スーパーに行けば、たくさんの「魚」があり、寿司屋・レストランなどの飲食店でもたくさんの「魚」を食べることができます。そのほとんどが養殖と輸入品であることをどれくらいの人が意識しているでしょうか。この本には漁業資源としての「魚」について過去から現在に至るまでとても詳しく書かれています。大型の捕食魚であるサメや鯨、マグロがどうして絶滅に瀕しているのか。捕食魚のエサとなる浮魚は何故海を埋め尽くさんばかりの群れをなすのか。漁業技術は進歩しているにも関わらず、漁獲量が減り続ける理由とは何か。国内外の外交問題、先進国と途上国それぞれの事情、地球温暖化による影響、海洋の食物連鎖のバランスの絶妙さ。とてもたくさんのことを伝えている一冊でした。

The Walking Dead/AMC
アメリカの人気TVドラマシリーズの「ウォーキングデッド」。久しぶりにこの手の海外ドラマにはまってしまいました。「バイオハザード」や「アイアムヒーロー」のようなゾンビものです。お決まりで噛まれると感染してゾンビになっちゃう系です、はい。ただこのドラマの一味違うところは、ゾンビが話の中心ではなく、ゾンビによるパニック状態はあくまでも物語の背景であって、人間同士の関係性が話の中心となっているところです。ゾンビ発祥の謎などはあまり触れられず、様々な人々の「生きていく」(Walking Live)ということが描かれています。シリーズはまだ完結していないので今後の展開も楽しみです。